潮干狩り 2023年 必要な道具や服装を揃え 貝掘りのコツを掴んで楽しくアサリを採ろう!
こんにちは!潮干狩りのベストシーズンは春!!
いよいよ潮干狩りシーズンに突入しましたね!
まだまだ海は冷たいですが、これから日にひに水温も高くなっていきます。
私の海仲間さんたちからもどんどんとホットな情報が入ってきています。
潮干狩り場もどんどんオープンしています。
今回は潮干狩りで必要な服装、道具はもちろん、あったらいいなって道具を紹介します。
準備を進めていきましょう!!
潮干狩りが出来る日を調べる
潮干狩りはご存じの通り、潮が引いた時でないとできません。
潮干狩りのベストシーズンは4月~6月くらいと言われています。
その理由はあさりの旬であることと、1年で昼間に最も大きく潮が引く時期が春なのです。
過去記事で潮の満ち引きについて書いた記事がありますのでお時間のある方はどうぞ!
潮見表
潮干狩りができる日は潮によって変わりますので事前に潮見表で確認してから出かけましょう!潮見表は釣具屋さんでももらえますし、新聞等の天気予報欄にも掲載されている場合もあります。
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実際の潮見表です。
潮見表の見かた
潮見表は大体この様になっています。
①潮の種類
大・・・大潮 満潮時と干潮時の潮位の差が最も大きくなる潮回りです。
潮干狩りには一番適しています。
中・・・中潮 大潮と小潮の間の潮回りで潮干狩りもそこそこできます。
小・・・小潮 潮が余り引かないので潮干狩りには適していません。
長・・・長潮 小潮の末期で干満差が1番少ない潮回りです。
若・・・若潮 長潮を境に潮の干満差が次第に大きくなっいく潮回りです。
②満潮、干潮の時間とそれぞれの潮位
満潮、干潮は1日にほぼ2回ずつ起こり、夜の干潮、昼の干潮があり、潮の引き方が違います。
春~初夏にかけては1年で最も大きく潮が引くことに加え、昼の干潮時間帯によく引く方の潮回りがきますので、潮干狩りに向いている時期と言えます。
③潮干狩りができるかの印
◎〇△等の記号で表記されている場合が多いです。無印や✖の付いている日には潮干狩りはできません。
潮見表から潮干狩りに必要な情報は潮の種類と何時に干潮を迎えるかです。
潮干狩り用の潮見表には潮干狩りに適した日かどうかを記してあります。
潮見表を初めて見る方はここを見れば潮干狩りが出来る日かどうか分かります。
今回、例にあげた潮見表では次のように記してあります。
◎最も潮干狩りに適した日
〇潮干狩りに適した日
この中から行きたい日を選びます。
できれば◎がいいですが、〇でも潮干狩りは出来ます。
これらの情報から例えば上の潮見表の11日(土曜日)を見ると
潮干狩りマーク◎、中潮、干潮時間は13時44分で潮位は22㎝という条件であることがわかります。
13時44分で干潮のピークを迎え、ここから潮が満ちてきます。
ですので潮干狩りタイムは干潮の2時間前の11時30分くらい~干潮時刻までとなります。(潮が満ちてくる中を戻りながらやれない事はないです)
注意しなければいけない事は、潮見表の干潮時刻に海に着いても遅いということです。
準備時間等も考えて海には干潮の3時間は前に着いておきたいところです。
道具と服装を準備しましょう!
簡単な説明とイメージをし易いようにAmazon、楽天、ヤフーショッピングのリンク写真を貼ってありますので詳細や価格の参考にして下さい。
服装
潮干狩りの服装の目安は次の通りです。
2月~3月上旬
春が近づいてきたとはいえまだまだ海は寒いです。
上着
フード付きの風を通さないパーカー等の防寒対策が必要。袖はまくり上げることが出来る物の方が良い。
ズボン
綿入りの風を通さないナイロン素材で柔らかい物
靴
長靴やウエーダー等でなるべく濡らさない様にしたいです。
3月中旬〜6月初旬
天気が良く風がない日などは暖かく潮干狩りには良い気候です。
ただ、曇っていたり風が強い日には肌寒いです。
上着
なるべく風を通さない薄手のパーカーや長袖のラッシュガード
ズボン
短パンや水着でも良いです。ただ紫外線は強いのでレギンスなども着用すると良いと思います。
靴
ビーチサンダルや草履は砂を噛むと痛いですし、水の中に入ると容易に脱げてしまいます。ですのでマリンシューズがベストです。海にはガラス、空き缶、釣り針、貝殻等踏んだりしたらケガをしてしまう物も沢山ありますので裸足は大変危険です。
6月中旬〜8月頃
海水浴と同じ感覚で良いかと思いますが、海は日差しを遮るところが無いため、日焼け対策は必須です。水遊びをしながら程度の貝掘りなら良いですが、真剣に貝掘りをするなら帽子、長袖ラッシュガード、レギンス、マリンシューズを装備しましょう!
偏光グラスもあった方が良いかもしれません。
あと、こまめに水分補給をしましょう!
共通装備
時期を問わず着替えは必ず持ちましょう。
軍手又は作業用手袋
私は軍手より薄手で掌側にゴムが張ってある作業手袋が貝の感触が分かりやすいので良いと感じてます。
帽子
道具(必須の物)
熊手
潮干狩りの代表アイティムですね。
忍者熊手と言われている物が使いやすいです。
網付きの物は小さめの貝もかき寄せてこれます。
ただ、網付き熊手を禁止している潮干狩り場もあるようですので事前に確認をしておいた方が良いです。私はいつも網付き熊手を使用しています。
柄の長い物と短い物があります。長い物の方が効率よく掘ることが出来ますが、力のない女性の方ですと、扱いにくいかもしれません。
網付き
網なし
網付き長柄
網
網は潮干狩り場で入場料を払うと貰える所が殆どですが、これらは持ちにくくて弱いので、採取中に使用するには良くないです。量の目安位に考えておいた方が良いと思います。準備していく網は丈夫でしっかりとした紐が付いている物を選んでください。
途中で穴が空いたり破れたりしたら残念なことになってしまいます。
ビクタイプは通常の紐付き網の様に毎回、口を開けたりしなくて良いので使いやすいです。
発泡スチロール箱またはクーラーボックス
帰りに貝を持ち帰る時はもちろん、持ってきた保冷剤や氷が帰りまで溶けない様にしておくためにも必要です。
保冷剤
貝は高温に弱いので持ち帰る時に保冷します。凍らせたペットボトルでも良いです。
新聞紙
貝に直接保冷剤や氷が触れない様、包むために使用します。
ペットボトルまたは水タンク
砂出し時に使用する海水を持ち帰る時に使用します。
海水は少し多めに持って帰ることをお勧めします。
折りたためる水タンクが便利です。
道具(有れば便利な物)
篩(ふるい)
水のある場所で砂ごと貝をすくって、ふるいます。かなり効率よく貝が採れます。
ただ、篩の使用が禁止されている所もありますので、事前に確認して下さい。家にザルや網かごがある場合はそれでも良いと思います。小さくて少し弱いですが100均にもあります。
買い物カゴ
スーパーなどにある買い物カゴです。道具や貝を運んだりします。ベテランさんで使用している人は多いです。普段の買い物で使用している物を潮干狩りで使うと傷だらけになりますので、ご注意(笑)
イス
中腰で貝を掘っていると、とても疲れます。折りたたみイス等に腰かけて貝掘りをすると、とても楽です。お風呂イスを使用している達人もいますが、4本足で細いタイプのお風呂イスは直ぐに砂に沈んでいってしまいますので不向きです。
バケツ
バケツもあると便利です。イスにもなってカゴまでセットになった物もあります。
これ便利です。
飼育ケース(虫かご)
子供は貝掘りには直ぐに飽きてしまうかも知れません。
うちの子供達も小さい時には貝よりカニ採りに夢中になっていました。
カニやヤドカリ等、捕まえた生き物を入れておける様にしてあげると子供は喜びます。
生き物が好きな子供がみえるご家庭は持って行ってあげてください。
商品 リンク貼ってありますが100均のケースで十分だと思います。
潮干狩りのコツ
先の潮のところで少し述べましたが、干潮の2時間前位から潮干狩りを開始します。
波打ち際を狙う
掘り始めの目安は波打ち際の水が完全に引いていないところが採りやすいです。
完全に潮が引いて水がない所ですと、貝に砂が付着しているので見分けにくいし、貝が水のある所より少しだけ深く砂に潜っています。なので波打ち際から潮が引くにつれて沖へ向かっていくイメージで採って行くと良いです。
貝の穴を見つける
また、水がある所では貝が水管を砂の上面に出しているので掘らなくても貝がいる事が分かります。1匹につき2つの小さな穴が開いている様に見えます。穴を見つけてそれが水管だった場合は必ず貝がいます。他にも砂に穴をあける生き物がいますので、慣れるまでは分かりにくいかも知れませんが、闇雲に掘るのではなくこれを意識して掘っていると貝を見つける確率は上がりますし、何度も穴を目指して掘っていれば貝の穴かそうでないかは見分けがつくようになります。
誰も掘っていない所を狙う
砂に海藻が生えている様な所はあまり掘る人がいないので連休などで前日も賑わっていた時など貝が沢山いる事があります。(アサリが好んで棲んでいるわけではありません)


変化のある所を狙う
岩や杭などの際もあまり掘られていない場合が多いので沢山採れる場合があります。
また、海底が盛り上がっていたり、へこんだり等の海底に変化がある場所も貝が集まりやすいと言われています。
管理人に聞く
有料の潮干狩り場の場合、事前に海へ貝を撒くことが有るので思い切って貝を撒いたかどうか聞いてみる。もし撒いていたならどの辺のラインで撒いたか聞くと教えてくれます。すべての潮干狩り場に当てはまる事ではありませんが、貝があまり採れないときなどは聞いてみるとよいでしょう。
いかがでしたでしょうか?
もし、足りない道具や必要な装備があれば準備をしてその日に備えましょう!
少し長くなってしまいましたので、海での注意事項や貝の持ち帰りについては次回に続けます。次回もよろしくお付き合い下さい。
最期までお読みいただきありがとうございました。
釣りの情報はこちらも参考になります。
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