生き物、自然大好き!

昆虫採集や魚とり、海や川での遊び方等の情報を発信します。また犬好き管理人の愛犬を通じて犬の飼い方なども書いていきます。

潮干狩り アサリ以外の貝をとってみよう! ハマグリ 編

潮干狩り アサリ以外の貝をとってみよう! ハマグリ(蛤)編

みなさんこんにちは!

新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づく「緊急事態宣言」の対象地域も全国に拡大され、外出の自粛等、普段の生活とはかけ離れた毎日を過ごして見えると思います。ゴールデンウイークも地方各地へ出かけない様にして感染の拡大を防ぐために、みんなでここを乗り越えましょう!

私のブログは外遊びや自然、生き物と触れ合う楽しさを伝えて外へ遊びに出かける事を促す内容が多いため、もともと低い更新頻度ではありましたが、更新は少し控えようと思い止めていましたが、お問い合わせをいただいた事もあって、今遊びに行けなくても、その時にお役に立てるかも知れませんので、更新をする事にしましたのでお付き合い頂けると嬉しいです。

 

少し前置きが長くなってしましましたが、今回は潮干狩りのメインターゲットであるアサリ以外の貝を採る「アサリ以外の貝をとってみよう!」シリーズのハマグリ編を書きたいと思います。

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ハマグリ

 1.ハマグリ(蛤)とは

マルスダレガイ目 マルスダレガイ科に分類される二枚貝の一種

一概にハマグリと言っても日本で生きた状態で見ることが出来るハマグリにはスーパーなどで販売されている物も含め大きく分けてハマグリ、チョウセンハマグリ、シナハマグリ、タイワンハマグリの4種類です。

ハマグリ(蛤)

北海道南部から九州の淡水の流入する内湾の砂泥底に生息に生息。昭和後期に急激に減少し現在では絶滅に近く、あまり見かけることが出来なくなっている。大きな物で殻長10㎝になる個体もいる。

チョウセンハマグリ(朝鮮蛤)

 地ハマグリと言われることも多い。茨城県からフィリピンにかけての外洋に面した潮間帯から水深 20m 程度の砂泥底に生息。名前にチョウセン(朝鮮)と付いているが、日本在来種です。ハマグリが内湾に生息しているのに対して、チョウセンハマグリは外洋に生息している。大きな物で殻長10㎝を超える個体もいる。

シナハマグリ(支那蛤)

朝鮮半島、中国原産。内湾の砂泥干潟に生息する。
市場に流通しているシナハマグリは中国から輸入されたもので流通量も一番多い。

潮干狩り用などに各地に放流された物が定着しているところも多い。本来日本では生息していなかった外来種。殻長8㎝~15㎝くらいに成長する。

タイワンハマグリ(台湾蛤)

台湾、フィリピンに生息。輸入され市場に出回る量はシナハマグリについで多い。

比較的安定して輸入されており価格も手ごろで需要も多い。

 

以上の4種類が生きたまま見ることが出来るハマグリ類ですが、この中で実際に潮干狩りで採ることが出来るハマグリ類はハマグリ、チョウセンハマグリ、シナハマグリですのでこれらの3種類をこの先ハマグリと表記します。

また、これらの違いを見分けることは難しく専門用語を並べなければ説明できませんので、割愛しますが、潮干狩りで採れるその浜で繁殖したハマグリはどの種もとても美味しく、高級な貝ですので余り気にせずハマグリと呼んでください。

少し前に白ハマグリと呼ばれて流通していた貝はホンビノスガイでハマグリとは違いますのでここには含めません。

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ホンビノスガイ



 

2.ハマグリの採り方

ハマグリはどういう所にいる事が多いかを知っていると採れる確率が上がります。

無料で採れる管理されていない場所ですと河口干潟等ですが、やはり管理されていない場所ですと危険を伴う事も多いので、今回は潮干狩り場として管理されている場所でのコツをお伝えします。

インターネットでも色々な役に立つ情報が入手できますが、ハマグリのコツとして紹介されている記事ではハマグリはアサリより深い場所にいるので20㎝は掘る必要があるとされている事が多いですが、私の経験では深く掘る必要があるかどうかというと、そんなに深く掘る必要は無い様に思います。特に水が残っている様な場所ではそんなに深く潜っていないと思います。

ですので、深く掘る事を意識するのではなく、ハマグリのいそうな場所を探す方が良いと思います。

①.貝の穴を探す。

 アサリ、ハマグリ等の二枚貝を探す時に先ず押さえておきたいことは、貝の穴を探すことです。

二枚貝は水管という器官を砂の中から海底の表面に出して海水を吸い込んだり吐き出したりして呼吸、食事をしています。貝の穴は水が無い状態の時は水管を出していた穴で、水のある場所では水管の穴が見えている状態で、それが貝の穴なら必ずそこに貝はいます。

貝以外にも砂に穴を開けている生き物は多いので、慣れるまでは見分けが付きにくいですが、色々な穴を意識して掘っていれば何となくわかる様になってきますので、是非、身に着けてください。ただ、その穴で貝の種類は分かりません。大きな貝なら水管の穴も大きいと思います。(もし、穴で貝の種類がわかる様になったら教えてください!!)

②.カケアガリ等地形の変化を探す。

カケアガリと言って海底が盛り上がっていたり、へこんだり等の海底に変化のある所を探します。遠浅の海岸ですので、そこまでハッキリとした地形は現れにくいですが、これがカケアガリと言われている所で、ここの谷側を掘ってみましょう!この様な地形の変化がある所にはエサとなるプランクトンが溜まりやすく貝や魚にとって重要な場所と言われています。

これらの内容は過去記事でも紹介しています。

 

www.sp-hiross.com

 

③.魚突き用のモリ、ヤスを使用する。

なんのこっちゃ?って思われた方も多いかと思います。

何もハマグリをモリで突き刺す訳ではありません。

砂にモリを突き刺してモリ先に当たったハマグリを採る方法です。

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竹ヤス

やり方は簡単でモリを1本または両手に1本ずつスキーのストックの様に持って波打ち際や、膝深さ位のところをサクサクと突き刺しながら歩きます。この時モリ先に「カチン」と何かが当たったらそこを掘って当たった物を掘り出します。それが見事ハマグリでしたら成功です!!

この方法は屈んで砂を掘ってハマグリを探していく事に比べると、楽に広範囲を早く探ることが出来ます。アサリなどより密集率が低い貝ですので、広範囲を楽に探ることができるこの方法はとても良いです。1個目が採れるまで不安かも知れませんし、周りの人に変な目で見られるかも知れませんが、信じてやってみてください!おもしろいですよ!また、たまに砂に潜っている舌平目(アカシタビラメ、クロウシノシタ、イヌノシタなど)が採れる事もあります。

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シタビラメ類

注意としては、先端の鋭利なモリを使用するので、周りへの注意はもちろんの事、自分の足を突いて怪我をしない様に注意する必要があります。また、あまり強く突きすぎるとバカガイ等の殻が薄い貝には刃先が突き刺さってしまう事があります。また、石や貝殻が多い場所では貝なのかが分かりにくいのでこの様な場所では向きません。

ハマグリがいない海岸ですと何も採れません(笑)

モリは釣具屋さんに安価な物が売っていますが、磯遊び用ですので、早い時期には売っていない場合もあります。その場合は通販で購入すると良いでしょう。

 

 

 

 3.ハマグリ見分け方

ハマグリの特徴

形は三角形に近く、殻がしっかりとしていて艶がある事が特徴です。

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ハマグリ

間違えやすい貝

ハマグリとバカガイ似ていて間違えられる事もしばしばあるようです。

バカガイをハマグリと間違えて採って帰る人も時々見えます。私もハマグリをもらってきたからとお裾分けしてもらったら、全部バカガイだったことがあります。

 バカガイとの比較(形状)

形状はとてもよく似ていてるが、ハマグリは艶がありズッシリとしている。
5㎝以上あるよう大きなバカガイはそれなりに立派なので間違われやすい。

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ハマグリとバカガイ形状比較

バカガイとの比較(開口部)

ハマグリは殻が厚い事が開口部の端面でよくわかる。殻は厚く丸くなっていて殻はしっかりと閉まっている。

対してバカガイは開口部の端面は薄くガリガリとしていて隙間もあり、しっかりと閉まっていない。ここが大きな違いで、これを知っているだけでも間違えは少なくなります。

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ハマグリとバカガイ開口部比較

黒いハマグリだと開口部の特徴が分かりやすい

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ハマグリ 殻は厚くしっかりと閉まっている

バカガイとの比較(殻の厚み)

バカガイは殻が薄いため、採取時に熊手などが当たると直ぐに割れてしまう。

対してハマグリは丈夫で採取時に割れる事はあまりない。

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バカガイは割れやすい

4.持ち帰り方

ハマグリに着いている砂や汚れをネットに入れた状態で、海でガシャガシャとしっかりと洗います。ハマグリはとても丈夫なので洗いで割れる事はほとんどありませんのでしっかりと洗ってください。

持ち帰る際の注意事項は過去記事のカガミガイ編「3.持ち帰り」に詳しく説明してありますので、是非そちらを参照して下さい。

 

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5.家に着いたら

水なしで落ちかえった場合は直ぐに持ち帰った海水を入れて砂出しを開始してください。

6.砂出し

ハマグリもアサリと同様に砂出しはしやすい貝で砂は最後まで吐ききってくれます。

砂出しに最適な水温は20℃位が理想です。もし持ち帰った海水が生暖かかったりした場合は保冷剤等を入れて冷やしてください。ただ、冷やし過ぎると動きが鈍くなり砂を吐きにくくなるので、注意してください。

また、最近よく50℃のお湯で砂出しをすると、数分で完了してしまうと紹介されています。試しに私もやってみました。確かに直ぐに貝が出てきて砂出しはできましたが1割程は砂を吐ききらずに残っていました。50℃のお湯に着けられた貝はその後元気に生きていけるか分かりませんので、私はお湯での砂出しはやりません。3~5時間くらいかかってしまいますが、貝が気持ちよく砂出しが出来るように20℃程の温度にして静かな暗い場所でじっくりと砂出しを実施しています。

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ハマグリ 砂出し

砂出し完了後は直ぐに海水から引き上げ、水道水でしっかりと洗って料理に使うまで冷蔵庫で保管します。

 

7.塩抜き

ハマグリは貝殻の中にしっかりと海水をため込んでいます。この貝殻の中にある海水を抜くことを塩抜きと言います。これをしないと貝の中から塩分が出て料理の味が変わってしまします。塩抜きをしない場合は、貝殻出てくる塩分を考えて料理での塩加減を調整する必要があります。塩抜きはザルに貝を入れて行うか、貝を水なしで新聞紙等に包んで冷蔵庫で保管中し、吐いた水を再び吸い込まない様にして行います。

塩抜きは必須ではありませんので、必要に応じて実施してください。

 

8.調理

自分で採取した高級ハマグリをお好みの料理でお楽しみください。

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美味しく頂きます!!

9.最後に

今回は潮干狩りで採ることができる高級食材ハマグリについて書きました。
ハマグリはアサリ等より場所を移動する能力が高いので、潮が変わってから採れる場所が変わったなんてことがよくあるそうです。もし今回採れなくても次回には沢山採れるかも知れません。またその逆もあるかも知れません。そんな奥の深いハマグリ採りに挑戦してみて下さい。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

こちらも参考になります。

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