管釣り(エリアトラウト)攻略!これから管釣りを始めるあなたがトラウトを釣るために
みなさんこんにちは!
今年の冬は暖かいかと思えば次の日には急に冷え込むなど、体調を崩してしまう方が多いようですね。
我が家は私が空調嫌いなところもあり、冬場の暖房は床暖房のみで夏場のクーラーも外出時にガブ(飼い犬)のためにかける程度です。
なので家族全員比較的温度変化に強いかも知れません(笑)
おかげさまでここ数年誰もインフルエンザはもとより風邪もひいていません。
皆さんも新型コロナウイルス感染対策をしっかりとして体調管理には気を付けて下さい。
さて、前置きが少し長くなってしましましたが、先日、管理釣り場のニジマス釣りに行ってきました。
私は冬季の釣り対象魚が少なくなるこの時期には管理釣り場、略して「管釣り」へ良く出かけます。
今回は管釣りへ行ったことの無い方や初心者の方へ私の釣行レポートを交えた形で管釣りの事を伝いて行きたいと思います。
管釣りとは
その名前から連想できるように、管理された釣り場へ養殖魚を放流または養殖されている池等でニジマスをはじめヤマメ、イワナ、ブラウントラウト、ブルックトラウト、ロックトラウト、ドナルドソンなどのマス類を料金を支払って釣りをする所です。
そして一番の魅力は自然の海や川とは違い必ずそこに魚がいる事で、やり方さえ合っていれば必ず釣ることが出来ることです。
管釣りと釣り堀との違い
管釣りと釣り堀との違い(コイやフナなどの釣り堀は除く)
釣り堀
皆さんも良くご存じの釣り堀との違いについてですが、特に明確な定義はないようですが、釣りをしている人達の間では生簀や水槽、小さな池等で簡単な竿と仕掛けでエサ釣りで誰でも簡単に釣ることができる様な環境の釣り場の事を釣り堀と呼んでいます。
料金体制も色々あり、釣り上げた魚は全て買い取るシステムや短時間の釣り放題、また極端に細い糸の仕掛けで糸が切れるまで釣り放題など、様々です。
管釣り
一方、管釣りは一部エサ釣りの管釣りもありますが、ゲーム性の高いルアー釣り(疑似餌と言ってプラスチックや金属に針が付いているものをエサと思わせたり、動いている物に食い付く習性を利用した釣り)で行う釣り場の事を管釣りと呼んでいます。
釣り場には自然の川に仕切りを入れて魚を放流するタイプや、大小様々な池を利用した所、夏場はプールになっている所を水泳シーズン以外は釣り場としている所など様々です。
魚の持ち帰りにはついては釣り場によって条件が異なりますが、基本的にはキャッチ&リリースが主体になっている所が多いです。
事前準備
行きたい釣り場の規定の確認
釣り場にはそれぞれ規定があります。(レギュレーションと記載されている場合が多いです。事前にホームページ等で確認しておきましょう!)
禁止されている道具や釣り方がありますので、しっかりと確認して下さい。
せっかく準備した道具が使用出来ないなんて事になるとガッカリです。
例えば、針はバーブレス(釣り針の先に付いている針が刺さったときに魚が外れにくくしてある「かえし」と言われているものが無い針)であること、やトレブルフック(トリプルフックとも呼ばれ3本の針をまとめてある針)の使用禁止など。
それぞれの釣り場で定められている規定なので必ず守りましょう!
料金体制等の情報
当然ですが、それぞれ営業時間や料金体制が違いますので、確認しておきましよう!
特に放流型の釣り場では放流時間、回数が凄く重要になってきます(後に説明します)しっかりと押さえておきましょう!
道具
最低限必要な道具の説明です。
釣り場によってはレンタルセットがあるところもあります。
安価でも十分に使用できる物をイメージを掴んでもらえればと商品リンクを貼っておきますので参考にして下さい。
私も子供や初心者を連れて行くときには実際に使用しているものですので、ここから購入してもらっても大丈夫です(笑)
ロッド
他のルアー釣りロッドをお持ちの方はウルトラライトのスピニングリール用の竿があれば流用可能です。
チョイ投げセットの竿やファミリーセットの竿等では管釣りには向きません。
安くても管釣り用のトラウトロッドがお勧めです。
この先も続けそうでしたら5,000円~10,000円くらいのトラウトロッドを準備できれば理想ですが、とりあえずであれば2,000円台でもありますので参考にして下さい。
リール
スピニングリールの番手で1000番程度のリールを使用します。
安いセットに付いているリールがこの程度の番手が多いので、使用することは可能ですが、余り安いものですと、使用するラインが細いのでライントラブルが発生しやすいため、3,000円~6,000円程度の物を準備すると良いと思います。
ライン
ナイロンの3lb~4lb(約0.8号~1号)を使用します。
ラインには種類がありナイロン、フロロカーボン、PE、エステル等がありますが、管釣りで初心者が扱いやすいのがナイロンです。
4lbは号数で表すと約1号です。lbは耐えられる重さの単位で号数はラインの太さを表す単位です。
リールの項目で上げた安いセットに付いているリールに巻かれているラインは3号くらいの物が巻かれている場合が多いので、ラインは巻き替える必要がある場合が多いです。
なぜなら、ラインは太ければ丈夫なのですが、巻き癖も強くルアーを投げた時の空気抵抗が大きくルアーが遠くまで飛ばせません。また、水中での抵抗も大きいので、軽いルアーを引く管釣りでは釣りにならない事もあります。
ルアー


管釣りで使用するルアーは金属で出来たスプーンと呼ばれる物とクランクやミノーと呼ばれるプラスチック製のルアー等があります。
先ず準備して欲しいものはスプーン2.5g~1gの物を準備できれば数個ずつ有れば心強いですが最低限持っておきたいものは
①2g程度の金色+蛍光色(赤やオレンジなどの派手な物)で裏は金を色違いで3色。
②2g程度の青、緑系でキラキラしたもので裏は光っていない物を色違いで2色。
③1g~1.5g程度の茶色やダークグリーンの物を色違いで2色。
これくらいを準備していけば1日楽しめると思います。もし、資金が許されるなら①、②の1g~1.5gがあれば安心です。
エキスパートの方たちはマイクロスプーンと呼ばれる0.5g程の物も使用しますが、初心者には軽すぎて扱いが難しいです。
次にクランクですが使用するのはトラウト専用に作られているもので、引いた時にリップと言ってベロみたいなところに水の抵抗をうけて可愛く泳ぎます。基本はゆっくり一定のスピードで巻けばトラウトにしっかりとアピールしてくれるので、良く釣れます。スプーンより価格が高いですが、根掛かりは少ないのでロスト率は低いです。
ランディングネット
魚を取り込むときに使用するタモのことです。
魚にキズが付かない様にネットがゴム製になっている物を使用することが一般的です。
私はリリースしない釣り場の時はスカリに入れるので通常のナイロンネットを使用していますが、リリースする釣り場ではラバーネットを使用します。柄が長いものですとナイロンネットの物より少し重く感じます。


ラバーランディングネット(プロックス)
↓ この程度の物で良いと思います。
その他小物
スナップ
ラインとルアーをの結束に使用します。
色々な形状がありますが、基本は輪の小さい方はラインを結び、反対側のホックを指で外しルアーのアイ(糸を結ぶところ)へ通して繋ぎます。
スナップを付けることの利点として
・ルアーの動きが良くなる
・ルアー交換が容易になる
スナップは使用するルアーに合ったサイズを選ぶことが大切です。
サイズの表示は #〇〇で表されて、数字が小さくなるほどスナップも小さくなります。0以下は#00、#000 等 ゼロが多くおなるほどスナップは小さくなります。
#00番~0番位のものが使いやすいです。
スナップは軽くて丈夫な物を選ぶ必要があります。
信頼できるメーカーの物を使用しましょう。
偏光グラス
水面の乱反射をカットして水中が見やすくなる効果と紫外線や飛んできたルアー等から目を保護します。
あと、冬なら防寒、夏なら日差し対策を忘れずに!
釣り方
ポイント選び
流れがあったり、身を隠す場所があるところはマス類が好むので沢山のマスが集まっている事が多いですが、障害物周り等は根掛やトラブルも多いので、沢山放流されている場所なら大抵どこにでもマスはいるので、最初のうちはあまり気にする必要はないでしょう。
魚がいるタナは表層、中層、底がありますが、ルアーが着水してから何秒くらいで底に着くか確認してルアーがどこ辺を泳いでいるか確認しましょう。
はじめはよくわからないかも知れませんが、意識して釣りをしているとどこら辺の深さを引いてきているかが段々とわかってきます。魚の反応がなければタナを変えて行って、色々なタナを試して見ましょう。
ルアーを引く速さ
基本はゆっくりと同じ速さでリールを巻きます。
1000番のリールであれば、約1秒にハンドルを1回転させる位の速さでハンドルを回します。
魚の反応が悪くなって来たりした場合は巻く速さを速くしたり遅くしたりし時折ハンドルを止めたりと、て少し変化を付けてみます。ちょっとしたことで魚の反応が変わりますのでい色々と試してみましょう!
アタリと合わせ
アタリはひったくるような大きなアタリやコツコツと小さい場合、さらにアタリが小さく竿先まで伝わらずにラインに僅かに伝わるアタリ等色々なパターンがあります。
ラインでアタリを取る事は難しく高度なテクニックです。本格的に始める場合は身につけたいテクニックです。
アタリを感じたら直ぐシャープに軽く合わせます。あまり大きく強く合わせるとラインが切れてしまう事があるので、注意しましょう!
合わせを入れても魚が掛からなかった時はそのままのスピードで巻いてきましょう。直ぐにまたアタリがあるかも知れません。
魚をかけた後
上手く魚を掛けることができたら落ち着いてゆっくりと巻き上げてきます。
ラインをたるませたりすると、バーブレスフックの場合は返しがないので針から外れてしまう事がありますので注意しましょう。
魚の取り込み
近くまで巻いてきたらランディングネットで取り込みましょう。ラインが細いので抜き上げるとラインが切れたり、針が外れて地面に魚を落として弱らせてしまう危険があります。
リリースをする場合は魚を掴まずに針を外して優しく水に返してあげましょう。
沢山釣るために
管釣りは定期的に新しい魚を放流します。
放流直後はとても活発にルアーにアタックしてきます。
この時が一番魚が釣りやすい時です。というか初心者でも簡単に釣ることが出来る時はこの放流直後です。この時間を逃さない様に放流時間が決まっている釣り場は事前に確認しておきましょう。
この時はとても活性が高いので、魚に強くアピールすることができる、ルアー準備の項で説明した①のタイプのスプーンを使用します。その後、少し活性が下がってきたら直ぐに②のタイプのスプーンにチェンジします。ここで釣れなかったりしばらくして活性が下がってきたら①のタイプのスプーンのサイズを1g~1.5gにダウンさせてスプーンにチェンジしてみます。このサイズを持っていない場合は①と②を色を変えながら探ります。
この後、①と②のどのスプーンに変えてもアタリが無くなった場合はクランクやミノーを使用します。(もっと早くにクランクを試しても良いです)
そして③のタイプのスプーンを使用してみます。このカラーは魚たちが育てられてきたエサの色に似せたものです。このカラーで連発することも良くあります。
この他にもルアーを持っていたら色々とチェンジしながら試して下さい。
あとは環境の変化が合った時等にパターンが変わる事が多いのです。例えば晴れていたのに急に日差しが途切れた時や風が吹いて水面が荒れてきた時などに全く釣れかった事が嘘のように急に釣れ出すことがありますので、面白いですよ。
管釣りは養殖魚を対象とした釣り場ではありますが、かなり奥が深く専門にしているエキスパートな方々も多くいます。大会もあったりして、追及すればするほど増々ハマる釣りです。私のブログをきっかけに、管釣りを体験して楽しさを知った方やもっと詳しく知りたい方は、エキスパートな方々のブログ等を訪れて見ると良いと思います。
私も今度、もっともっと踏み込んだ内容の記事も書いて行きたいと思います。
私は魚の持ち帰りも楽しみにしているので、基本は持ち帰りできるところに行きますが、持ち帰りの制限のある釣り場には珍しい魚が釣れたり、とんでもない大物がいたりするので、こちらも楽しいですね。
ニジマスの簡単な下ごしらえも紹介しています。
皆さんの好みに合った釣り場を探して行ってみてくださいね。
最後に
ルアーをキャストするときは周りをの安全をよく確かめてから行いましょう!!
今回は釣りに行った報告がてらに管釣りの紹介をしようと思っていたのですが、長文になってしまい初めての方にはまだ必要のない情報もあったかも知れませんが
最後までお読みいただきありがとうございました。
こちらにも旬な情報が満載です。
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