犬の口輪(マズル)メリットや着け方を知っておこう!
みなさんこんにちは!
突然ですが
うちのガブちゃん(柴犬 オス)は散歩中には口輪をはめています。
なぜ口輪をはめているかと言いますと以前、散歩中に制御不能になり私が噛まれてしまったからです。
口輪の効果
口輪は次の効果が期待できます。
①噛みつき防止
②拾い食い防止
拾い食いの他にも、散歩中のおしっこ等への「クンクン」「ぺろぺろ」も直接ワンコに触れることなく安心です。
③傷舐め防止
ガブちゃんの目的はもちろん噛みつき防止です。
柴犬のガブちゃんは見た目は小さくて可愛いく、人や犬に対しても全く吠えず、とてもおとなしく見えます。
すぐ横を人が通ってもほとんど無関心なので、通りすがりの人や子供などが近づきやすいのですが、私かガブに向かって近づいてくると完全に警戒体制に入っています。
(写真は警戒態勢には入っていません)
犬に詳しい方なら近づいてはいけない状態であることに気づくと思いますが、そのまま不用意に近づくと攻撃される恐れがあります。
なので、せっかく「可愛い〜」って近づいてきてくれても
「ごめんね。噛むから触らないでね」とお断りしています。
そんな性格の犬ですので、散歩中に万一のことがあっては絶対にいけないので、我が家では誰が散歩に行く時でも必ず口輪を装着するルールにしています。
先日、近づいてきた人にその話をしたところ、
「そんな噛むような犬によく口輪をはめることができますね。」と言われました。
確かに口輪をはめるざるを得ない状態になった時には、ガブと私の信頼関係は余りよくなく、無理に口輪を装着する事は出来ませんでした。
ガブはどこを触っても、何をしても怒ることはありませんでしたが、そんな出来事があったばかりであることと、無理やり押さえつけて装着して、それがガブにとって嫌なことであれば、ガブのことです。きっと2度と口輪をさせてくれなくなり、全力で抵抗する様になる危険がとても高く感じていました。
当時、ネットや本などで調べましたが
①目隠しして装着する。
②一人が犬を押さえつけてその間に装着する。
③皮手袋をして噛まれても良い想定で装着する。
④普段からいざという時のために、コミュニケーションを兼ねて練習しておく。
等色々な方法がありましたが
①~③は動物病院やトリミングサロン等のその場で即、装着する方法ぽっく毎日の散歩用に行う方法ではないと感じました。
④が一番近い方法ではないかと思いこの方法を実践することにしました。
装着トレーニング
私が実践した方法をお伝えしたいと思います。
私はただの犬好き素人で専門家ではありませんので、こんな方法もあるんだ程度に参考にして頂ければ幸いです。
もう一度ガブの性格のおさらい
ガブはこんな性格の犬です。
①気が強い
②キレると制御不能
③嫌なことは絶対にイヤ
④食べることが大好き
うちのガブちゃんは食べることが大好きなので、食べ物を利用することにしました。
写真を撮りながら説明したかったですが、ガブちゃんはわりと賢いので、また食べ物を使うと、食べ物を使用しないと装着させてくれなくなるといけないので、ガブちゃんを使っての再現写真は撮りませんでしたのでご了承ください。
食いしん坊なガブちゃんの場合
①口輪の中にエサをいれる。
口輪の中では口が少ししか開かないので、舐めて食べることが出来るおやつを用意します。
私は缶詰のミンチみたいなエサを使用しましたが、当時にはなかったイナバチュールみたいなトロトロおやつが良いと思います。(特別なご褒美として最近使用していますが、すごく喜んで食べます(笑)
口輪の中に塗って舐めさせます。
・何度か舐めさせて終了。
②口輪を奥まで入れる。
・口輪の一番奥にもエサを塗って舐めさせる。
・数回やって終了。
③紐、またはバンドを締める。
・犬が喜んでエサを舐めている間に紐、またはバンドを閉める
・完全に装着したら、犬が嫌がるそぶりを見せる前にはずす。
・これを数回繰り返して終了。
④散歩の前にエサを付けて口輪をして散歩にGO!
途中で口輪を取ろうとしますが、我慢させます。
最低限の散歩をさせたら早めに帰宅。
家に帰って口輪を外し、口輪にエサを塗って食べさせて口輪を片付けて終了。
うちのガブちゃんは食い意地がはっているのでこんな感じですんなりと口輪に慣れてくれました。
噛まない大人しいワンコなら、こんなことしなくてもすんなりと出来るかも知れませんし、逆にもっと大変なワンコもいると思います。
口輪を検討されている方は参考にしていただければ幸いです。
今では「散歩=口輪」が、ガブちゃんの中でも習慣になっていて、全く苦にしていません。
犬は一度習慣化するとしっかりと守ることができます。ですので私達も一切の例外なく外出時には必ず口輪を着用させています。
口輪をする時の注意事項
①必ず適切なサイズを着用させる。
サイズが合っていないと直ぐに外れてしまったり、小さすぎる場合には犬に不快感を与えてしまいます。
サイズ表や参考犬種などが記載されていますのでワンコに合ったサイズを選択してあげましょう!
私はこれを使用しています。
商品リンクに詳細やサイズ表もありますので参考にして下さい。
こんな可愛い物もありますよ。
②着用は必要最低限にする。
口輪の着用は必要最低限の時間にしましょう!例えば家具をかじるからと言って口輪を着用させたままにしたりすることなどが無いようにしましょう!
③熱中症に注意
ワンコは体温調節のためパンティングといってにハアハアと舌を出しながら早い呼吸をして唾液を蒸発させるときの気化熱を使用して体温調節をしています。
口輪をしていない時に比べるとパンティングの効果が薄れます。
夏の暑い時間帯の散歩などはいつも以上に気を付けましょう!
最後に
いかがでしたでしょうか?
口輪には上記で書いたこと以外にも、犬嫌いの人でも安心してすれ違うことができることや、トリミングサロン等でトリマーさんが安心して丁寧に作業をしてもらえる等色々なメリットがあります。
万一に備えて口輪の用意をしておいても良いかもれませんね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
こちらに可愛いワンコやためになる情報がたくさんあります。
↓