生き物、自然大好き!

昆虫採集や魚とり、海や川での遊び方等の情報を発信します。また犬好き管理人の愛犬を通じて犬の飼い方なども書いていきます。

アオリイカヤエン釣り 2021年秋 福井県の筏釣り アオリイカの沖漬も作りました。

アオリイカヤエン釣り 2021年秋 福井県の筏釣り アオリイカの沖漬も作りました。

 

みなさんこんにちは!

秋も深まってきた10月初旬に日本海 福井県の筏へアオリイカを釣りに行ってきました。

 

実はつい先日も同じ筏へアオリイカのヤエン釣りをメインで行ったのですが、エサのアジを現地調達する予定でしたが1匹しか釣れず、また腱鞘炎を患っているためエギングもできなかったため、アオリイカについては残念な思いをしました。

 

www.sp-hiross.com

 

また今回も懲りずにエサのアジは現地調達します。

 

AM5:00 筏へ渡船

まだ暗い中、本気のサビキ釣りスタート!

今日は一人での釣行ではなく息子と息子の友達がきているので

3人でのサビキ釣り。

先ずは3人でアジを釣りまくる。

はずが…

この日もアジはなかなか釣れません。

息子もいつも飽きるくらい直ぐに沢山釣れるアジが全然釣れないことに、前回私がアジを釣ることが出来なかった事をようやく信じてくれました。

ただ、そんなことはどうでもよくてとにかくアジを釣る必要があります。

しかも今回は3人分必要です。

待望のアジ

しばらくすると、待望のアジが釣れ出しました。

大きな回遊ではなく単発でアジのサイズも豆アジから20cm程の良型まで様々です。

大きな群れが来ることを願いつつ、頑張って釣っていると

息子の友達のカゴにタコが着いて上がってきました。

しかし、針掛かりしていませんので水面でさようなら。

アジのタナが底付近だったっこともあり、私にもぐい~っと重いタコのアタリ。

途中まで引き上げたところでバラシ

針に掛かっていないので仕方がないです。

今日は浮気をせずに必要量のアジを確保するまでは他の釣りはしないと決めていましたが、目前の誘惑に負けてタコを釣ることにしました。

アジサビキでタコを釣るには

タコ釣りは大好きですが、この日はタコ釣りセットは一つも持ってきていません。

サビキの針では狙ってタコを釣るのは難しいです。

しかも大体タコはサビキカゴに抱き付いているのでそのまま上げてきても水面まできて逃げてしまいます。

そんな時はカゴに針を付けてやると針掛かりさせることができます。

大きめのトレブルフック(トリプルフック)があればそれをカゴのスナップに取り付けるだけです。

とっさになければメタルジグなどをそのままカゴに付けても大丈夫です。

普通、サビキ釣り中のタコは狙っているわけではなく、カゴが海底に着くくらいのタナで釣りをしている時に突然現れる場合がある程度ですので、そんな時に素早く針をセットして釣る感じです。

 

タコを確信したので素早くメタルジグをセットして底まで落としました。

着底後、カゴを底にトントンとすると直ぐに重みが伝わってきました。

タコきた!

竿先が海面に着くくらい糸を巻き取り、一気に竿をぐい~っと上げます。

サビキ仕掛けの糸はそんなに強くありませんので、通常のフッキング時の様に

ビシッと合わせるのではなく、ぐい~っと上げる感じです。

重みがあるまま上がったら成功!

そのまま一定のスピードを保ち巻き上ます。

狙い通り一発で釣れました。

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タコさん ゲット

上げるときに根掛の様になってしまった場合はタコが底に張り付いてしまっています。

針掛かりしていなければ何度か引っ張ればタコがカゴを離すので、仕掛けは戻ってきますが、針掛かりしてから底に張りつかれた場合、タコが吸盤で張つく強さはかなり強いので、タコと仕掛けの回収率はかなり下がります。

ですので、タコが底に張りつかない様に一気に上げる必要があります。

サビキ仕掛けでタコを掛けると仕掛けを失うリスクもありますので、注意してくださいね。

 

そして私がタコを釣り上げた事により息子たちはヒートアップしてタコがターゲットになってしまい、アジ釣りそっちのけで私が止める事も聞かず、タコ釣りを始めてしまいました。

タコって存在感大きいもんね。

暫くして息子がタコに針掛かりさせたようですが、タコに張り付かれてラインブレイク。

上記の通り、サビキ仕掛けではタコに張り付かれたらまず勝てません。

そんなこともあり、遂には二人ともサビキを外して直接カゴにトレブルフックを取り付けてタコ釣りを始めてしまいました。

そんなことよりアジを釣ってほしいのだけど...

「まぁ楽しんでくれればいいか。好きにして!」なんて考えながら

その間、私がポツポツとアジを追加していましたが、程なくアジタイム終了。

アジは全く釣れなくなってしまいました(泣)

息子達のタコ釣りはバラシがあっただけで結局釣り上げることは出来なかったようです。

ヤエン釣り開始!!

数は少ないながらなんとかアジを確保できたので

いよいよヤエン釣りを開始します。

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風も波もなくとても気持ちよくやりやすいコンディションです。

 

アジを投入後、直ぐにアタリ

「ジー、ジー」

アオリイカがラインを引き出してドラグが鳴ります。

この瞬間がたまらない!!

アオリイカの走りが止まったところで少し待ちます。

エサのアジの大きさやアオリイカの大きさで待つ時間を調節します。

アオリイカがアジを抱いていることを確認しながら、ラインが海藻等に掛かっていないか確認しながら少しずつアオリイカを誘導します。

アオリイカに違和感を与えて走られ無い様に慎重にかつ大胆に引いてきます。

ラインがヤエン投入に適した角度になったので手早くヤエンをセットして投入!

ヤエンは順調に滑っていきました。

ここからはラインの角度や感覚でアオリイカまでヤエンを到達させます。

「コツン」

到達! 多分…

「ギューン」

ヤエンがアオリイカへ到達したであろう直後に強い引き込み。

掛かった‼️    多分…

私はあまり合わせを行わないので、針がかりしている事を願い巻き上げてきます。

アオリイカが目視できて針に掛かっている事をを確認。

「やったね!」

ここからも油断しない様に巻き上げ

良いところに針がかりしている状態が見えたので

もう、ほぼ大丈夫!

タモで大事に取り込み

本日の1杯目ゲット!

この時期の標準サイズ位でしょうか?

綺麗なアオリイカです。

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アオリイカ

アタリ連発!!

魚影は濃いようです。

アジを投入すると直ぐにアタリます。

続けて2杯目

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今年は良いか悪いかは分かりませんが、海藻が少ない感じです。

ただ、ヤエン釣りはやり易いです。

 

息子達にもアタリは出まくっています。

しかし、なかなか釣り上げる事が出来ない様です。

そうです!

ヤエン釣りはアタリは多いけど、釣り上げるのは少し難しい釣りです。

でもそこが楽しい釣りでもあります。

 

息子たちはヤエン投入が早すぎてアオリイカがアジを離してしまったり

 

遅すぎてアジをほとんど食べられてしまったり

 

海藻にラインが掛かってヤエンが届かなかったり

 

これらを繰り返しながら苦戦しています。

ただ、投入すると直ぐにアタリが出るので何度でも挑戦できます。

 

何度か見本を見せたりしながらなんとか、二人とも釣り上げることが出来る様になってきました。

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何とか釣ったアオリイカ

その後、ポツポツではありますが楽しめる程度に釣れます。

楽しい!!

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アオリイカもだいぶ良いサイズになっています。

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やはりアジが...

3人でヤエン釣りをするにはアジ少ないと思っていましたが、

息子たちがバンバンと使ってしまったこともあり、やはりアジが足りなくなってきました。

ダメもとでもう一度サビキをやってみましたが

釣れてくるのはこの子達ばかり。

スズメダイ

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スズメダイ

アジが釣れないので私はヤエン釣りを諦めて残りのアジは息子達に託します。

私は死んだアジの切り身を使って五目釣りを楽しみます。

ベラ

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ベラ

アオハタ

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アオハタ

他にグレやカサゴも釣れました。

キジハタが釣れなかったのは少し残念でしたが五目釣りを楽しみました。

 

アオリイカの沖漬け

そしてアオリイカが元気なうちに沖漬けを作ります。

ご存じの通りイカの沖漬けとはイカを生きたまま醤油タレに漬け込んでつくるもので、ホタルイカの沖漬けはメジャーなので食べたことがある方も多いと思いますが、アオリイカの沖漬けは売っていませんので、食べたことが有る方は少ないかと思います。

 

いつもなら自作の沖漬け醤油を使用するのですが、前回にアオリイカが釣れずに無駄にしてしまったので今回は購入してきました。

専用のイカの沖漬け醤油が釣り具屋さんに売っています。

 

沖漬けの作り方

作り方は簡単です。

タッパーやチャック袋、厚手のビニール袋を用意し、中に漬け醤油をアオリイカが浸かるくらい入れます。

そして、醤油の中にアオリイカを生きたまま入れます。

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タレの中に入れたアオリイカ

生きたまま入れることによりアオリイカが醤油を吸い込み内臓まで醤油が染みわたります。

ブシューッ ブシューと醤油を吸い込んだり吐き出したりして少し可哀そうですが、この状態が一番大事です。

美味しく食べてあげましょう!!

 

なお、タッパーより袋系の方が醤油の使用を少なくできます。

醤油がこぼれない様にしてクーラーボックスに入れて持ち帰ります。

 

沖漬けの食べ方

醤油の濃さにもよりますが、持ち帰って冷蔵庫で一晩寝かせたくらいが一番食べごろかと思いますが、お好みによっては2~3日漬け込んでから食べても良いです。

小型の物は内臓ごと食べる事ができますが、アオリイカには少ないとはいえ内臓にはアニサキスがいることがありますので、アニサキスを殺すため家庭の冷蔵庫では3~4日冷凍処理してから食べると良いと言われています。

私も内臓ごと食べる場合は必ず冷凍するようにしています。

今回は売られている醬油を初めて使いましたが、とてもいい匂いがしますので美味しいと思います。

とても楽しみです。

アジ終了

AM11:00にはエサのアジがなくなりましたので、ベラスズメダイをエサにしてヤエン釣りをしましたが、アタリはあるもののアオリイカの抱きが浅く釣り上げる事はできませんでした。

納竿

アジが無くなったので、おのおのイカ以外の好きな釣りを楽しみ、中では1メートル以上で手首程の太さのダイナンウミヘビを掛けたりと楽しい時間を過ごしてPM2:00に納竿しました。

本日の釣果

アオリイカ 19杯(私 11杯  息子 6杯 友達 2杯)

アジ 持ち帰り無し

アオハタ 3匹

ズズメダイ たくさん

ベラ  5匹(持ち帰り分)

グレ 2匹  (持ち帰り分)

カサゴ 3匹  (持ち帰り分)

タコ 1杯

 

アオリイカは胴長25cmほどを筆頭にまずまずの型が釣れましたが

未だ5cm程のちびイカもたくさん見ましたので、まだまだ楽しめそうです。

 

沖漬け

いい感じに漬かってました。

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アオリイカの沖漬け

このままでも美味しく食べれますが、漬け醬油を新しいものに変えて一晩寝かせてから頂きます。

最後に

前回釣れなかった分、今回釣らせてもらいました。

今回はエサのアジをしっかりと確保できませんでしたので、私はあまりヤエン釣りが出来ませんでしたが、息子達にヤエン釣りを楽しんでもらえて良かったです。

アオリイカの活性も高く、サイズもだいぶ良くなってきている一方、小さい個体もたくさんいるので、まだまだ楽しめそうです。

そして、釣り人の特権でもあるアオリイカの沖漬けも是非味わってみて下さい。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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