生き物、自然大好き!

昆虫採集や魚とり、海や川での遊び方等の情報を発信します。また犬好き管理人の愛犬を通じて犬の飼い方なども書いていきます。

うずら孵化 うずらを卵から育てました! 「温め~孵化まで」

うずら孵化 うずらを卵から育てました! 温め~孵化まで!

 

生き物が大好きな我が家

数年前から飼っているうずらについて紹介しながら飼い方や生態について簡単に触れていきたいと思います。

今回はうずらを飼うことになったきっかけと、卵を温めて孵化させた所までを書きたいと思います。

 

私の父親が鳥好きで小さい時から色々な鳥にふれてきましたが、うずらを買うのは初めてでしたが、とても可愛く飼育しやすい鳥です。

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うずら

 


うずらとは?

まず、うずらについて簡単に紹介します。

皆さんはうずらといえば中華丼などに入っている小さな白い玉子が頭に浮かぶのではないでしょうか?スーパーなどでも玉子コーナーに普通に売っているニワトリの玉子よりかなり小さく、褐色のまだら模様のついた、あの可愛い玉子です。

でも、玉子の親の鳥を見たことがある方は少ないのではないでしょうか?

うずらはもともと野生種で日本でも本州中部以北で繁殖していますが、近年ではかなり生息数は減少していて、野生のうずらを見かけることは稀になってしまっています。

 

私たちが普段食べている玉子や肉は食用に養殖されたものです。

また、観賞用としても昔から飼育されており、近年でも個体が小さいこともありスペースも余り必要ないことからペットとして注目されてきているそうです。

 

うずらを飼うきっかけは・・

私がうずらを飼う事になったきっかけは、子供がネットで「スーパーで売っている玉子を温めると孵化する」という記事を見て、じゃあやってみようということになったのが、うずらに興味をもったきっかけです。

 

早速、卵を購入

「たまご」には漢字で玉子と卵の2通りがありますが、生物学的には「卵」と表現するらしく、「玉子」は食用になるものを指す事が多いそうなので(でも、普通にゆで卵って言うよね)

なので、ここから以降は「卵」と表現します。

 

卵を買いにスーパーへ

すると、ネットの記事に載っていた卵の写真と全く同じ「豊橋うずら」が!!

 

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      スーパーのうずら卵


これなら孵化する!とウキウキしながら購入!

卵保温キットを組み、温度、湿度を整え温度分布を確認して卵を投入!

この保温キットで過去に畑で営巣を放棄されたキジの卵を孵化させてことがありワクワク期待しながら毎日、きちんと転卵しながら温めましたが、失敗。

温度履歴を見ると一時的に温度が低下している事があったため、クワガタ用の温室にキットごと入れて再チャレンジするも失敗。

ネットで調べると有精卵(受精していて温めれば孵化する生きている卵)が混ざっている確率は20個に1個位(5%)と書かれていたので、まだ確率の問題であると信じてその後、7パック(70個)温めましたが、1羽も孵化しませんでした。

温め方が悪いのか無精卵(受精していなくて温めても孵化することがない卵)なのかモヤモヤしながらネットの記事を読んでいたら、うずらの養殖関連の方のコメントが記載されていて、「以前は採卵用のメスの中に稀に何らかの原因でオスが混ざってしまう事があり有精卵が食用として流通している卵の中に混ざることがあったが、今は殆どありません。」ときっぱり!

実際にネットでは市販の食用卵から孵化したと、かなりの事例が上がっているものの、確率は考えていたよりも低そうなので、食用卵からの孵化は諦めて受精卵を購入することにしました。

 

うずら卵(有精卵)の入手

有精卵はうずら卵を直売している所か通販で購入することが出来ます。

私は通販で30個を千円台で購入しました。

 

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有精卵

温め開始

 うずらを孵化させるのに必要な温度は36.5~39度といわれているので、飼育ケースの下に温度調整のできるパネルヒーターを敷き、上面にもパネルヒーターを被せて、そのキットをクワガタ飼育用の24度に調整してある保温庫へ入れ、水槽内にやや湿らせたおがくずを敷き、卵を置く場所が常時37度になるように事前に設定してあります。写真左上には乾燥防止用の水が置いてあります。

 

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保温開始

 

今回は有精卵だから全て孵化する可能性が十分にあるので一旦は20個近く並べた卵を減らすことにしました。すべて孵化したら大変な事になるところでした。

今回温めるのは6個にして残りは、再チャレンジ用に残った卵の入った箱を少し湿らせたタオルに巻いて野菜室に保管しました。

 

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選りすぐりの6個


転卵

卵を温めるときに絶対に必要だとされている転卵。

これはニワトリやうずらの親鳥がくちばしや足を使って卵を転がすことで卵黄表面にある胚が卵殻膜に付着しない様にする行動で人工孵化でも必ず実施しなければなりません。

卵を温め始めてから孵化予定の3日前まで実施します。

これが大変で理想は1~2時間に1回だそうですが、6時間に1回程でも大丈夫との話もあるので、我が家では長男が夜0時、9時 私が4時、7時、22時 妻が12時、15時、18時 次男が20時 土日は私と長男、三男 この様に家族全員で分担して実施しました。

やり方は飼育ケースの温度が下がらない様に、時間にして卵1個当たり1~2秒で済ませるように素早く卵の裏と表を入れ替える様に実施しました。大変ですが卵を育ててるんだなって感じる楽しい作業でした。そして親鳥って凄いなと家族皆で感心していました。

 

検卵

検卵とは卵が無事に育っているか確認する事です。

暗室で卵に光を当てて殻を透かして中を確認します。

検卵の頻度を多くすると孵化率が下がるらしいので、今回は6日目と13日目に実施しました。ただ、うずらの卵は模様があるためかなり分かりにくいです。

 

6日目 1回目検卵  

夜中に私一人で実施した都合上、温度が下がらない様に素早く行う必要があるので写真は代表で各実施日1枚ずつです。

左の写真は温めて6日目のもので、右は比較用で温めていない卵です。

卵の中に血管がわずかに確認出来ていて比較用の卵との差が確認できます。

6個中5個で何らかの変化が確認出来ました。変化が確認できなかった1個についても見えにくいだけかも知れないので、そのまま温めました。



 

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加温6日目    比較用卵(未加温)

13日目 2回目検卵 

本当は10日目位でやる様ですが、6日目でほぼ発育が確認できたので途中での検卵は温度低下のリスクも考えられるので止めて13日目の転卵中止前に実施することにしました。

この時点で6個中5個は全く透けなくなっています。これは中でうずらが育っていて光を通さなくなっているからです。残念ながら1個は無精卵でしたので取り除きました。

この時期から転卵を中止します。

この先、転卵をすると生存率が下がるとの事ですので、うずらの場合孵化の3日前くらいか中止します。

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加温13日目  無精卵


嘴打ち(はしうち)

嘴打ちとはヒナが孵化する前に卵の内側からくちばしでつつくことです。

この時、卵の中からコツコツと殻をつつく音がします。

こうしてヒナは卵の殻を破り出てきます。

この時は16日目で嘴打ちが始まりました。

中からはピヨピヨと鳴き声も聞こえます。元気に育ているようです。

あとは余り触ったりせずにそっと待つだけです。



17日目 ヒナの誕生

 

ついに待望のうずらのヒナが孵りました。

残念ながら孵化の瞬間の映像がありません。(長男がスマホで撮影していたのですがなぜか無くなってしまったらしい(泣)。私は仕事で立ち会えず...

長男が見たときには3羽はすでに孵っていて、1羽が孵化の途中だったそうです。

そしてその孵化を見守っていた時に、もう1個の卵が突然ぽーんと殻が飛んでいく勢いでヒナが出てきたそうです。(見たかったな。)

そんな感じで5羽とも無事に卵から孵りました。

私が帰宅したときにもまだ1羽は羽根が濡れていました。

小さくてとても可愛いかったです。

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誕生直後のヒナ

この先も1週間ほどは37度で飼育する必要がありますので、加温を続けます。

その後徐々に常温へ慣らしていきます。

無事にみんな育ってくれてありがとう!

この後の飼育についてはまた次の機会に紹介します。

 

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みんな元気

最後までお付き合いくださりありがとうございました。